マミフラワーデザイン展2017-色・Inspiration-を開催しました。

5月25日(木)~30日(火)松屋銀座8階 イベントスクエアを会場に、創立55周年記念マミフラワーデザイン展2017-色・Inspiration-を開催しました。
マミフラワーデザインスクールは、9月で創立55周年を迎えます。その記念すべき年として、今回は「色」をテーマに、会場をピンク・イエロー・オフホワイト・グリーンの4つのゾーンを設え、「色」のインスピレーションから生まれた作品を展示いたしました。

 

 

国内、海外あわせ350教室に通うマミフラワーデザインスクールの講師が出品した約300作品を、前期・中期・後期の3期にわけ展示。会期中は約24000名が会場を訪れました。

 

会場入口 お待ち受けの花
テーマに合わせた4色をバックに、バラ、トルコギキョウ、ダリア、アーティチョーク、シャクヤクなど20種類程の花を使い華やかにデザインしました。

総長 マミ川崎作品
タイトル「山からおりてきて」


1999年に開催したマミ川崎、川崎景太二人展「いまだ見ぬはな展」で発表した作品「ノスタルジア」に続く作品。長野県佐久市の山で生まれた「ノスタルジア」が、山を下りて都会の銀座で新たに形を変えて花を咲かせたというコンセプト。竹を編み上げたベースに色とりどりの花をデザインしました。

 

フラワーアーティスト・川崎景太作品
(株式会社KTION 代表取締役)
タイトル:「竹に乗って」


作品キャプション
いちど地上に根を下ろした植物にとって縦横無尽に出かけたり、旅したりすることは難しい。
「いろいろな世界を見せてあげたい」
という勝手な思いをこの作品に託した。

 

コンペティションでは、カメラマン、ディスプレイデザイン、色彩などフラワーデザインとは違う分野で活躍される方々を審査員に交え、前期・中期・後期の中で特に優れた感性、技術を感じる作品の出品者に賞を贈りました。

受賞作品はこちら

会場内では、創立55周年を記念して、マミフラワーデザインスクールが55年の歴史の中で出会った55名の方々からのお祝いのメッセージを展示・紹介しました。

校長・川崎景介による「ギャラリートーク」。
会場をまわりながら作品の特徴や使われている素材に触れながら、フラワーデザインの見方や楽しみ方、歴史についてなどを解説しました。出品者ご本人に自身の作品について語っていただく場面もありました。

本部講師によるデモンストレーションでは、初夏の花を使ってフラワーデザインの楽しみ方や飾り方、マミフラワーデザインスクールが教える「花くばり」のデザインの紹介をしました。立ち見が出るほど盛況で、作った花束のサプライズプレゼントに会場は盛り上がりました。

毎回大人気のワークショップでは、初心者でも気軽に楽しめるマミのレッスン「花*エブリディ」の中から「香りを贈る」のデザインを、作品展特別価格にて実施しました。ハーブを使ったアレンジメントをカラフルな紙で可愛らしく包み、花とともに気持ちを贈る楽しみ方を感じていただきました。

会期最終日には授賞式を行いました。審査員とともに受賞者をお祝いしました。受賞者からは今回の作品制作についてのエピソードや苦労した裏話などを伺うことができました。お祝いとしてトロフィーと花束、記念品をプレゼントしました。

作品を一つ一つ丹念に見られている方、普段何気なく目にしているものがフラワーデザインの素材の一部として意外な使われ方をしているのに思わず声を出して驚いている方、作品の前で笑顔で記念撮影をされている方など、会場を訪れた多くの方々が思い思いの時間を楽しまれていかれました。 この作品展を通して、植物を暮らしの中で愛で、飾り、楽しむことの素晴らしさ、フラワーデザインの魅力をお伝えできたのではないかと思います。

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