「なぜ人は花を生けるのだろう?」そんな素朴な疑問を世界中の文化、風習から考えていく『考花学』クラス。花文化研究者である川崎景介先生が3年前から始めたクラスは、景介先生のユニークな語り口調、興味深い写真やイラストのスライドとともに進行する。今日のテーマは「花をつなぐ」。景介先生がインドで買ってきたという色鮮やかなレイもその一つだが、ヨーロッパ、インド、ハワイでは花のリースやレイなど花をつないだデザインがよく見られる。それに比べると、花を「立てる」という日本の文化はとてもユニークである。確かに、花を立てるということは花がより自然に近い状態でデザインされているということ。花がお水をもらえるということからも、日本人の花に対する優しさ、敬いの心が感じられる。

 世界各国の花の飾り方、贈り方は文化によって様々だ。講義の締めくくりには、「世界の色々な花のつなぎ方を知ることで、自分なりの新しい花のつなげ方を創り出してみては?」と景介先生。そう、マミフラワーデザインは花をデザインする人が集まるところ。この『考花学』はただ美しく花を生けるだけでなく、花や世界の文化、自然についての知識を増やすことでより奥行きのあるデザインをするのが大きな目標だ。

 「考花学で学んだことが花を生ける上でのヒントになれば嬉しい。これからは実際に手を動かすこと、見ること、講義という3つの要素を含んだ授業をやっていきたい」と話す景介先生。そんなユニークな授業、是非参加してみたい。

<『考花学』参加者の声>

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*「この間は日比谷公園で行われた野外での『考花学』にも参加してきました。先生のユニークなお話を聞くのが楽しい。いつも先生から元気をもらっています。」(山浦実英子さん)

*「『考花学』が始まった3年前からずっと通っています。花についての意外なお話を聞けていつも楽しみ。こんなに奥深い歴史があるのか、と感動しています。また花だけではなく世界の様々な文化に触れられるのも『考花学』クラスの魅力。」(小林由美子さん)

*「『考花学』では今まで聞いたことのない話が沢山聞けて面白く、友達にも話せるのが嬉しいですね。フラワーデザインも、様々な文化的背景を知ってて生けたほうが面白いなと思います。授業で話していた古代の神話に出てくる木が近所にあり、心無い人が枝を折っていくのが悲しいのですが、『考花学』で教わった古代の神話を紙に書いて木のそばに貼っておこうと思っています。歴史を知ることで、木を大切に思う気持ちが芽生えてくれればなと思っています。」(渡辺京子さん)

*「花についての知識が少しずつ増えてきて、花を生けるときの視点や意識が変わってきました。花の歴史的背景や意味を考えながら生けると、フラワーデザインの面白さも倍増すると感じます。」(安井民恵さん)

考花学クラス



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