
「立ち止まらず、花にぼっとうしたい」
そもそも、私がこの世界に興味をもつきっかけとなったのは、農業を営む身内の存在でした。地元茨城の自然に幼い頃から触れ、植物に対する想いは日を負う毎に増していきました。
-花が好きーそんな想いを内に秘めながらも、将来は公務員として働こうと考えていました。しかし、人生の節目節目での“出会い”が私の将来を大きく変えたと思います。高校の恩師の勧めもあり東京農業大学造園科に進学し、設計や庭造りの基礎を学びました。卒業後の進路は、造園の仕事か、花に携わる仕事に就くかで迷っていました。そんなとき、山形県の農家のもとで一ヶ月間の研修する機会を得たことで、私の道は大きく開けました。お世話になった農家の方は、農作物以外に花も生産しており、大田市場へ出荷していたのです。将来への迷いや希望を農家の方と話すうち、大田市場で働いてみないかと誘っていただいたことで私の迷いに決着がつきました。人との縁があってこそ、今の自分がいるのだと思います。そしてその縁がマミフラワーにもありました。
マミフラワーの存在を知ったのは、現在勤務する大田市場の先輩に紹介されたことがきっかけです。市場で花販売の仕事を受け持つも、なかなか直接花に接する機会がなく、花にもっと触れることができる場所を探していました。いつもパソコンに向かいデータと向き合う日々。自分が取り扱っている花がどこでどのように扱われているのかを自分の目で見たい、という想いも募っていました。仕事場からマミフラワーは近く、初めて足を踏み入れたのが、4年前。初めて見た「花くばり」に強烈な印象を憶えたのと同時に、自分が求めていた“簡素な美”にも圧倒されました。
まずは、フラワーデザインコースからの挑戦。その後、花くばりコースに入学しましたが、いざやってみるとなかなか思ったような“くばり”ができず大変でした。しかしそのなかで、素晴らしい先生方との出会いもありました。いつも優しく的確なアドバイスをしてくださったり、ときには世間話、悩み事などレッスン以外の日でも訪れて話を聞いてもらったりしました。私がずっとマミに通い続けてきたのは花だけではなく、先生方の温かい人間性が好きだったからだと思います。
立ち止まらず、どんどん前に向かって進んでいきたい。花の仕事は、一生勉強し続けられる職業。自分の“性”に合っていると思います。
いつかマミで教わったことを、伝えていけたら、恩返しができればと願って・・・。
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